社会人の身嗜み=靴磨き


普段こうやってブログ書いてるオレも、昼間は社会人をやっている。
したがって、スーツや革靴もオレにとってはお馴染みだ。
でも、スーツはサスガに高いのは買えない。
オレの手取りと会社での立場、それにうちの会社の状況から考えて、高いスーツは割に合わないからだ(この間会社の中を行き来していたら、足元にあったアルミ板にスーツを引っ掛けて、ズボンが破れてしまった・・・orz)。
だからスーツは、2プライス店で賄っている。
シャツも同じく、2プラの店で形態安定のレギュラーカラーシャツのみを数着。
ネクタイはオンワードのセールで買い占めた五大陸の物をこれまた数本使い回している。
今のオレの会社着を考えると、これ位が妥当な線だと思う。



でも、靴ばっかりはどうしようもない。
安い靴は本当に安っぽいからだ。
だから靴はそれなりの物を揃えたいところなんだけど、丁度いいことにオレは毎年ヒロカワ製靴のセールの葉書をもらっている。
ヒロカワ」と聞いてもピンとこないかもしれないけど「スコッチグレイン」と聞けば「あぁ、あれか!」と思う人も多いかも。
そんなわけでオレは、そのセールを利用してスコッチグレインストレートチップを毎年1足ずつ買っていっている。



で、先日も浅草でやってたスコッチグレインのセールでまた1足買い足してきた。
ソレがこれ。


SCOTCHGRAIN


スコッチグレインストレートチップ


ところで分かりづらいかもしれないけど、つま先が妙にピカピカと光っている感じがしないだろうか。
実はコレ、買ってすぐに手入れを行った後のもの。
普段オレがやってる手入れ方は・・・


1:やわらかいブラシで汚れを払う


2:ステインリムーバーで汚れ落とし


3:モゥブレィの靴クリームを少量塗りこむ


4:固めのブラシでサササッ!と磨き、光沢を出す


 


・・・位のものなんだけど、今回は鏡面磨きに挑戦してみた。
コレまで幾度と無く挑戦してきてまるっきり上手くいかなかったんだけど、コレを機に1から覚えなおすつもりでやってみた。


1:マズはKIWIのワックスを、つま先と踵部にやや厚手に塗る


2:あとは水分を適宜補給しながらやさしく丁寧に磨いていくのみ



・・・この2番がかなりクセモノ。
今までオレは水を使っていたけど、どっかで「アルコールを使った方がいい」という話を聞いて、とりあえず手近なところにある焼酎を使用。
焼酎とワックスを交互に塗りながらしばらく磨いていくと・・・


・・・おおお!光りだした!!!!


初めての感覚に妙に興奮しながら、さらに磨きを掛けていく。
焼酎を指に取り少しずつ磨き部分に付けながら、その水分を均していくような感覚で伸ばしていく。
最初は鈍い光だったのが、次第次第にピカピカの光沢を帯びていく。
そして、だんだんオレの顔がハッキリと靴表面に映るようになっていく。
ナルホド、コレが「鏡面磨き」というものか・・・。
何となく、そのコツを掴んだような感じがする。


あまりにも嬉しかったので、アップで撮ってみる。
でも、やっぱ分かりづらいなぁ・・・。


オレの経験から考えて、キチンとした革靴を履いてる人はまだまだ少数派な感じがする。
スニーカーはわりと拘ってる風な人も多いけど、革靴となるとまだまだ。
電車の中でリーマンと思しき人の足元を見ると、ホントにショボクレたヘナヘナ靴か、何かを勘違いしたようつま先の反り上がったロングノーズのモード風(だか何だかよく分からないような)靴が殆ど。


脱ヲタとは関係ないけど、いみじくも社会人ならそれなりの革靴をキチンと手入れして履く位の気概を持ってもバチは当たらないんじゃないだろうか。