「別注モデル」が僕らのブツ欲を刺激する

・・・何て、ちょっと前の「Men's CLUB」に書かれてたけど、今の今までオレはあんま「別注品」に物欲を掻き立てられたコトは無いんだよね。
2年位前にエディフィスで見たラベンハム別注のキルティングジャケットはちょっと心惹かれたけど(表地がライトブラウン、裏地が黄色のヤツ)、それくらいかな。



でも、ココにきてオレの物欲をモリモリ刺激する別注品が現れた。
ドレくらい刺激されたかって言うと、夏にちょっとした革靴が欲しいなぁと思って2ヶ月ほど貯めておいた貯金を全て叩いてでも「欲しい!!」と思わせるくらい。


ソレがコレ。



ユナイテッドアローズ別注ニューバランスM1700C


去年の今頃にニューバランスのM996を手に入れて以来、オレはすっかりニューバランス党になっちゃった。
で、欲しいスニーカーを探す時はまずニューバランスから探し始める位にハマってしまったんだけど、その中でもM1000番代は羨望モノだった。
つい先日も、原宿のニューバランスショップでM2001を試着して、あまりの履き心地の良さに目から鱗が落ちまくったところだった。
今まで履いてたM996も大概履き心地は別天地だったんだけど、M2001はさらにソレに輪をかけて別天地で、流石は定価4万の最高級スニーカーは違うなぁと、感心しきりだった。



ただ、この手のM1000番代のニューバランスは、サスガにハイテクスニーカーなだけあって見た目にボッテリというか、ハイテク臭が漂っているというか、メッシュの使い方やソールのエア部分のデザイン処理の仕方に非常にクセのあるものが多かった。
しかも、色合いもグレーや黒と言った地味目一辺倒で、一歩間違えると「何も考えずに、楽だからハイテクシューズを履いているダサ坊」に見られそうで、なかなか手が出せなかった。




その点、このUA別注は一味も二味も違う!
レザー部にはライトブラウンの本皮、メッシュ部分にはコットンキャンバスと、天然素材をフルに使って見た目の「ハイテク臭」を見事に払拭。
色使いと素材使いでココまで印象が変わる物かと、正直ビックリしてしまった。
おかげで、30代のオレが履いても全く違和感を感じない「ハイテクスニーカー」になっている。


履き心地は、サスガにニューバランスの誇る4ケタ台のフラッグシップスニーカーなだけあって、コレはもう別世界!
M996を履いた時に感じた柔らかなインナーと中敷による衝撃吸収性も別世界モノだったけど、コレはソレに加えて、何というか「吸収した衝撃が、そのまんま足に返される」ような感覚がある。
具体的に言うなら、カカトの部分に入ったエアによって衝撃を吸収しつつ、そのエアがスプリングのような働きをしてカカトを弾き上げるような感じ。
そのおかげで、一旦歩き出したら次から次へと足が前に出て行くような感じがして、歩いてて非常に楽だし、まるでホントに体が軽くなったような感覚さえ受ける。
オマケに見た目も洗練されてて、着る服を選らばなそう。
コレなら、街や旅行に繰り出した時にも恰好のパートナーになるな。



ハイテクシューズでありながら、過度なハイテク臭を漂わす事の無い洗練されたデザインと色使い。
それに極上の履き心地!
オレの求めていたスニーカーの一つの理想形かも。
キャンバス地のせいで雨には弱いかも知れないけど、それ以外のシチュエーションでは大活躍間違い無し!
定価18,900円の価値は十二分にあるな。




さて、いつも通り手持ちの服に合わせてみる。
・・・って言いつつ、ほとんどどんな恰好にも合っちゃうから面白味は無いんだけどね。



あえてこんな感じに合わせてみると面白いかも。
ユニクロカーゴパンツラコステのポロシャツ、上に紺ブレ。
こういう時は、ズボンの裾をラフに折り曲げちゃうのが気分かも。
ラルフ・ローレンばりにね。