知能パン・・・もとい、チノパン


オレが休日履くのは、殆どジーンズばっかりだ。
古着屋で買ったリーバイス501を2本(太目の淡色+細目の濃色)に、新品で買ったリーバイス501ユーズド加工物(太目の濃色)、ソレにユニクロのセールで買ったプレミアムデニムジーンズ(レギュラーフィット)の計4本。
こんだけあれば結構使いまわしも利くんだけど、サスガにジーンズばっかりじゃ飽きてきた。
確かにラルフローレンの薄手チノとか、グリーンレーベルリラクシングで買ったウールパンツやコットンスラックスも持ってんだけど、何れも生地が薄手で冬に履くには適さないものばかり。
結果として冬はジーンズ一辺倒になっちゃうんだよね。
なので、冬場でも履けるシッカリした生地のズボンが欲しいなぁと思った次第。



そんなわけでチノパン。
カーゴとかフランネルスラックスとかも捨てがたいんだけど、でもコレから春を迎える今の気分的にはチノなんだよな。
この記事を見てしまったせいかも知れない。 
相変わらず影響されやすいな、オレ・・・。



さて、欲しいチノパンの条件は・・・



1:ノータック
ツータックチノは今後数年のうちに復活しそうではあるんだけど、今この時点ではビミョー臭が漂っているからアウト。


2:定評のあるもの
ココ最近のオレのスタンスである「いいものを長く着る」を、チノにも応用したい。


3:カジュアル用
ドレス系のコットンパンツは既に持っているから、プリーツも無い、洗い晒しの似合うヤツが欲しい。


5:細すぎず、太すぎないもの
昔ながらのぶっとい軍用チノは確かに惹かれるモノはあるんだけども、あまりにも太すぎて今のオレには着こなせないっぽい。
逆に細すぎても、オレには似合わないのは歴然。
中庸ぐらいが丁度いい。



となると候補として挙がりそうなのは・・・



 

●バリー・ブリッケン
定番中の定番。
かの原宿キャシディの八木沢博幸氏が「チノパンはこれに行き着いた」とまで断言する位だから、相当にイイものなんだろう。
値段も相当にイイけど・・・。
ただ、昔ながらのチノだからかなり太めっぽい。


 

●ビルズ・カーキ
コレまた定番。
M2タイプならシルエットも現代風にリファインされてて使いやすいらしい。
コチラも相当にいいお値段・・・。



 

●バズリクソンズ
軍モノ復刻で有名なバズリクソンズらしく、ミリタリーチノっぽい無骨さがイイ。
42年モデルは太すぎるけど、オリジナルスペックなら丁度中庸な感じがする。
値段も手出しし易そう。



 

FOB
↑3つと違って、コチラは相当に現代的なチノパン。
コレくらいスッキリしていたら、何とでも合わせ易そう。
敢えて言うなら、所謂「ホンモノ感」がちと足りないかなぁと・・・。



正直、チノパン選びは難しいなぁ。
ジーンズは楽なんだよね。
とりあえず「リーバイス501」っていう”基準”があるから。
501に比べて太い、細い、テーパーしてる、フレアしてる、股上浅い、深い等々・・・。
リーバイス501っていう絶対的な基準があるから、ソレと比べてどうなのかという視点で選んでいけばさほどの苦労はしない(この場合「○○年代の501」とか「XXか66か」とか「赤ミミ云々」とか、そんなマニアックな視点は抜きにしてね)。
でも、チノパンにはそんな”基準”がない。
一応「軍用チノ」がそんな”基準”なんだろうけど、ソレとて絶対的とは言えないし、またそんな”基準”を軸にして選ぶような方法論も確立されていない感じがする。
その分自由に選べるんだろうけど、イザとなると迷うなぁ。
アメ横とかに行ってみてちょっと見て回ってみるか・・・。



PS:
コレから春にかけて、チノパンにはこんな靴を合わせてみたい。


 

●スプリングコートのキャンバススニーカー

ベージュのチノに白いキャンバススニーカー。
コレ以上の組み合わせは無いな。
特にこのスプリングコートのヤツならチノにはピッタリ。
あまりにベタ過ぎるかもしれないけど、ココまでベタベタだと文句のつけようが無いじゃないか。
こういうのを「プレッピー」と言うんだろうか・・・。