2005年オレ的TVアニメアカデミー賞 結果発表!1
前回から随分間が空いてしまった。
その間、イロイロと忙しかったり、プライベートで何かとゴタゴタあったりと落ち着かなかったが、どうにか再開できるようにはなってきたんで、また始めてみようと思う。
まぁ、今後も書いたり書かなかったりな状態かも知れないけど、何卒長い目で見てやって下さいませ。
さて、本年初の本格更新は、昨年末に一通り候補(ココとココとココを参照のこと)を挙げた
「2005年オレ的TVアニメアカデミー賞」
の大賞発表だ。
マズは技術部門から。
それでは!
●美術賞
1:小川由紀子(陰陽大戦記)
2:坂本信人(甲虫王者ムシキング 森の民の伝説)
3:西山礼児(マシュマロ通信)
4:谷村心一(ゾイドジェネシス)
5:太田大(創聖のアクエリオン)
美術賞は「陰陽大戦記」。
異世界「伏魔殿」を表す記号として「空に浮かんだ襖」というビジュアルイメージを使ったのはアイデア賞もの。
和の心、節季の移ろいを感じさせる美しい背景美術も見ものだった。
2位の「ムシキング」は、森の美しさと残酷さを表現した背景美術が素晴らしい。
3位「マシュマロ通信」は、架空の街「マシュマロタウン」を生き生きと活写し、去年に引き続きTOP5入り
異世界「惑星Zi」の地域文化をも感じさせる「ゾイドジェンシス」、耽美的な美しさが印象的な「創聖のアクエリオン」がこれに続く結果となった。
●音楽賞
1:中川幸太郎(ゾイドジェネシス)
2:和田薫(甲虫王者ムシキング 森の民の伝説)
3:佐橋俊彦(ジパング)
4:渡部チェル(おねがいマイメロディ)
5:三輪悟(マシュマロ通信)
巨大メカ「ゾイド」同士の戦いを重厚感溢れる音楽で盛り立てる「ゾイドジェネシス」が音楽賞受賞。
メカアニメでありながら、ロック的スピード感よりも重厚感を重視した音楽で格調高く仕上げている。
民族音楽を取り入れたBGMも、惑星Ziの「文化」を感じさせて素晴らしい。
叙情的なBGMの数々が強い印象を残す「ムシキング」との差はほんの僅か。
結局最後は「作品の力」が物を言った形になった。
以下、壮大な音楽で戦争映画気分を盛り立てた「ジパング」、コミカルなBGMの数々が印象的な「マイメロ」、昨年の覇者「マシュマロ通信」と続くTOP5だった。
●主題歌賞
1:マイドリーム!マイメロディ!(おねがいマイメロディ)
2:創聖のアクエリオン(創聖のアクエリオン)
3:ありのままでlovin’U(ゾイドジェネシス)
4:オトメロディー(おねがいマイメロディ)
5:アカギ(闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才)
「おねがいマイメロディ」から2曲ランクイン。
シュールな歌詞と洗脳的なメロディーで迫る電波ソング「オトメロディー」も素晴らしいが、楽しさと明るさの奥に秘めた切ない想いが印象的なED「マイドリーム!マイメロディ!」が、より「マイメロ」の世界観に合ってて絶品だった。
2位につけた「創聖のアクエリオン」も名曲!
「一万年と二千年前から愛してる」という印象的なフレーズが「アクエリオン」の世界観とばっちりリンクしていて素晴らしい。
「マイメロ」がなかったら1位は確定だった。
3位の「ありのままでlovin’U」は、「ゾイドジェネシス」のシリアスなムードを一瞬にして吹っ飛ばした怪作。
恥ずかしい歌詞、キャラ同士のセリフの掛け合い等、「萌えソング」の王道を行く作りが逆に清々しい。
5位の「アカギ」は、相変わらず意味不明な歌詞を連呼するマキシマムザホルモンのパワーに圧倒された。
明日は演技部門受賞発表!