おねがいマイメロディ第37話「ジャングルで会えたらイイナ!」


う〜む、評価に困る・・・。
いや、今回は今回で十分面白い。
・・・んだけど、前回があまりにも凄まじ過ぎてやっぱり落ちる感が否めない。
相変わらずヘンテコリンな方向に突っ走ってて十分すぎるほど面白いんだけどね。
コレだけ面白くてもまだ「足りない!」何て思っちゃうなんて・・・つくづくマイメロという作品は底知れないなぁ・・・・・・。


あの真菜が「デート」と称してそそくさと帰っていった!
興味津々の歌と美紀は後をつけるが、真菜はDVDを買い込んで家に帰っていってしまった。
不審に思った2人は真菜の家に訪問すると、真菜はDVD鑑賞中。
どうやら、子供の頃に見た「密林の美女と野獣」のDVDを買い込んで見ていたらしい。
ヒロインである「密林の女王セーラ」は真菜の憧れのヒーローだったのだ。


翌日、学校の生物部に貸すためにペットのコジロー(蛙)を連れて行く真菜。
ところが、コジローの水槽を入れた風呂敷が、チンピラにひったくられてしまう。
真菜はマイメロに相談するも「マイメロには何も出来ない」等と突き放されてしまう。
マイメロの「クロミちゃんに頼むしかないかも。」の言葉を真に受けた真菜は、自らクロミの餌食となる。
そして、夢の扉を開くと・・・何と!学校全体がジャングルに!!
歌はリスに、美紀はカバに、小暮はピューマにそれぞれ転身。
そして「密林の女王」になった真菜は、コジローを助けに奔走する・・・。


真菜回では際立つマイメロ虐待だけど、今回も逆立ち状態で河に流されたり、真菜に木の枝で助けられそのままブン回されて脱水されたり、ショタ美少年化したコジローの氷嚢にされたり、密猟者と化したひったくり犯に捕まっても真菜から「正義のために」見捨てられかかったり、助け出されるもそのままポイ捨てされてしまったりと、相変わらずの虐待っぷりだった。
マイメロも負けじと、可愛さを振りまいて真菜にイヤガラセしたり、恥を忍んで希う真菜のたっての願いを「ムリ」と言ってにべもなく断ったり、おかしな薬を調合してコジロー(ショタ美少年)に投与して使役したりと黒さ全開。
ピューマと化した小暮がリス歌を(文字通り)喰おうとしたり、カバと化した美紀はかなり長めの電波ポエムを垂れ流したりと、カオスな小ネタも忘れてない。
最後は、密猟者と真菜の一騎打ちで勝利を収めた真菜とコジロー(ショタ美少年)がキスを交わしてカオス終了。
おかしなカオスを現出させたクロミとバクを蹴り飛ばし、心が晴れた真菜。
めでたくピンク音符と相成りました・・・・・・


「野生の本能」で歌(リス)を「喰おう」とする小暮(ピューマ)、「密林の女王」ルックの真菜のスラリと伸びた手足、マイメロの薬を飲むときのコジロー(ショタ美少年)の口元、戸惑いながらもキスを交わす真菜とコジロー(ショタ美少年)等、ムダにエロスな描写が満載。
ひょっとして、美紀が「カバになる」っていうのも、実はそういった感じの隠喩だったりとか・・・?
でも、このスタッフならそういうコトも考えてそうで怖い・・・と思えてしまうのがマイメロクオリティ。


今回の爆笑ポイント。
真菜に散々蹴り飛ばされたバク。
「綿が出てるゾナ〜!」
綿かよっ!!(応急処置でホッチキスを使うところも爆笑!)



次回は「賞が取れたらイイナ!」。
ってか、まだバカ御殿引っ張んのかよ!