おねがいマイメロディ第30話「子供にもどったらイイナ!」

冒頭、ケンカしてる歌と琴。でも、お姉ちゃんの奏にはかなわない。



一方コチラは歌の学校の音楽部顧問の永代橋先生。
かつての教え子だった柊サマのグレっぷりを嘆いて「(柊サマが)子供にもどったらイイナ!」と思っていたところをクロミにつけ込まれ、夢の扉を開かれてしまう。
そして、その力で柊サマが子供に・・・なるかと思いきや「強い意志の力」で黒魔法を跳ね除け、その余波で町中のオトナが子供化してしまう。
当然、歌と奏と美紀と真菜も子供化して、お姉ちゃんになっちゃった琴は、少しだけ年上の苦労を分かるのだった・・・


先週が神がかり過ぎてたんで、どうしても落ちるのは否めないなぁ。
「琴を主役にして、年上の苦労を分かる」話にするか「永代橋先生を軸にして、柊サマの心理に踏み込む」話にするか、どちらかに絞った方がよかった気がする。
ちょっと虻蜂取らずな感じだなぁ。
最後も、永代橋先生の自己完結でピンク音符になったりと、いま一つ焦点がボヤけてた。



柊サマが「一番嫌な事(第16話で、バクとキスさせられそうになったコト)」を思い出して「嫌だという意志の力」を高めて、そのパワーで黒魔法を弾き返したり(後でバクから「一番嫌なコトって何ゾナ」と聞かれた時「お前には関係ない」と苦々しそうに言い放つところが超Cool!)、バクが実は苦労人(両親が共働きで、12人の弟達を養っていた)だったりと、小ネタを忘れないところはサスガだった。