2005年オレ的総括(主に脱ヲタ方面について)


2005年は、オレにとっては激動の年だった。



去年の3月辺りから始めた脱ヲタ行動ももはや2年近く。
体重は一時期は65kgが見えていたが、その後ぶり返して今は72kg前後で落ち着いている。
理想的にはもうあと5kgは落としたいところだけど、まぁコレばっかりは至難の業だろう。


服装に関しては、今年のテーマに挙げたのが「黒を使わない」という事。
なるだけ黒の比重を減らして、その代わりパステル系だったりビビッド系だったりを取り入れていくようにした。
その中で、今までは黒・青等を中心に買って来たのを、オレンジ・緑・黄色・ライトブラウン等に方向転換して揃え直した。
特にオレンジはオレのお気に入りの色になって、シャツやインナーやニット等にドンドン取り入れていくようになった。
「色の好み」が一大変革したのが、今年のオレの大きな変化だったかも。


そして、もう一つのテーマが「ジャケットスタイルからの脱却」。
今まであんま注目してこなかったショートブルゾンやファー付コート等も取り入れてみた。
ファッションの選択肢が広がったのも、大きな変化だった。




そして何より、街に出て行くようになった。
とにかく休日には街に出て色んな服屋を見て回り、街行く人々を観察し、ぐるなびで美味そうなトコを見つけてソコで昼食を取ったり・・・・・・
とにかく、休日はこれでもか!と言わんばかりに街に出歩くようになった。
服装をある程度整えるようになった分、どこに出かけようと気後れすることが殆ど無くなった。
だからこそ、街に出るのが楽しくなったんだろう。


その中で人付き合いが確実に増えた。
「ご近所さんを探せ」のサークルに入会し、ソコで出会った人を足がかりにしてどんどん人付き合いの輪を広げていった。
この場合「酒が飲める。しかも結構強い。」というオレの特長が生きた。
たくさんの人と、何のしがらみも無い酒を飲んで騒ぐという事の面白さを知った。
酒量が増えて体重がぶり返したり、交際費と称して収入が湯水の如く流れていったりと、マイナス側面もあるけど、ソレ以上に得られるプラス側面は計り知れないくらい大きかった。
その中で気付くことも多々あったし、世間で流布されてるようなマニュアル群(例えば「一般的」な女性の志向だったり、「モテ技術」だったり、「オタク」と「一般人」の乖離だったり)の殆どが眉唾物だという事もおぼろげながら分かってきた。
まだ完璧ではないが、ソレでも徐々に「人馴れ」していく方向に進みつつあるのが自覚できるようになった。
ひょっとしたら、コレが一番大きな変化かもしれない。




今年1年で、オレはココまで変われた。
ソレは、オレにとっては大きな収穫だった。
そして、クリスマスに一緒に過ごしてくれる女性とも出会えた。
今オレの運気は、確実に上昇気流に乗りつつある。
自分を変革することが、ここまでの運気を呼び寄せる事になった。


でもソレは、オレ一人の力なんかじゃない。
オレが「動いた」コトはむしろキッカケで、全ては後から付いてきたものだった。
自分が「動く」事で回りの人が動き、世界が動き、運気が動き、ソレが最終的に自分に反映されていく・・・。
ソレが「世間」という物じゃないんだろうか。
齢32にして、ようやっとその辺りがおぼろげながら分かってきた感じがする。




激動の2005年ももう終わる。
果たして2006年はどうなるのか、ソレはよくわからない。
でも、このペースを守って邁進していけば、自ずからイイ方向には進んでいけると思う。


そして、来たるべき2006年がよき年になるよう、今はただ祈るのみ・・・・・・。